生井俊の目線。

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仕事の谷間で、しびれる。

カクシゴト。
隠し事ではなく、書く仕事の話。



作家やフリーライターの名刺を差し出すと、

「物書きは儲からないのでしょ?」
とか、
「本業は何をされているんですか?」
とか、
「どこかに所属してらっしゃるのですよね?」
とか、
「奥さんは、何をされているのですか?(=働いているんでしょう?)」
とか。

そう聞かれることが多々あるわけでして。

相手の希望に沿う形にお応えしたいのだけど、
ありのままをお伝えするようにしている。

作家とか、物書きとか、ライターとかは、
どうしても「貧乏・食えない」というものとイコールでつながれてしまう運命にあるらしい。
フリーだと、特に。

でもね、ご縁って不思議で、
食べるのに困った経験というのは、
そう多くないのです。

もちろん、
プロジェクトが途中で止まってお金が支払われなかったとか、
仕事が進んでいたのに、今考えても理不尽な理由で、キャンセルになったとか、
そういうことはいくつかあるわけです。

でも、そんなことがあっても、
ご縁を大切にしていると、
それだけでご飯がいただけるのです。

困っていると、
「ご縁ネットワーク」なるものが自動的に働いて、
仕事やらがそのときに必要なだけくる。

こういうのを何度も経験していると、
うちの中をご縁のあったどなたかがいつものぞいていて、
ほどほどの生活をできるように応援してくれているのかなあ。
そんな気すらしています。



小学校5年生の時に、
ひょんなことからファミコン雑誌でデビューしてから、
かれこれ24年経ちます。

大卒後に限っていえば、
社会人を1年経験しているけど、
その後の10年はライターとしてご飯を食べてきている。

お金持ちではないけど、
ツマがいて、子どもがいて、
たまに旅行などして、ご飯が食べられる。
そんな生活なら、できる。

なによりも、時間が自由だし、
なによりも、自分が納得がいく仕事ができる。
もちろん、なにごとも、相手があってのことだけど。

仕事を見つめ直すと、
職人気質だな、とも思ったり。



この5月で、表紙コラムを連載させていただいた媒体が休刊になった。
月の約半分をこの媒体に使っていたので、
急にスケジュールが空いた。

ピーク時の仕事を100とすると、
5月の仕事は1とか、2とか、そんなレベルに落ち込んだ。

もちろん、それを見越していくつか手を打ったり、
「センスの学校」という勉強会を立ち上げたりと、
将来を見据えての活動を強化してきた。

で、気づいたことが。

将来的な種蒔きも必要なのだけど、
すぐにできることも、
日々きちんとやっていかないといけないということを。

目の前にある簡単に思えることほど、
意外と難しいのだ。

家庭菜園にたとえるなら、
トマトを植えるのも大事だけど、
ちゃんと葉ものやハツカダイコンを植えておかないと、
あした食べるものに困ってしまう。
そんな感じなのだろうか。

そんなわけで、仕事でも葉ものやハツカダイコンを植えないといけない。

あれこれ自分ができる仕事を考えたり、
そこに付加価値をつけるのにはどうすべきなのかと、
熟慮すること・行動することを始めた。



仕事の谷間でしびれる自分がいる。
たまには「しびれてます」と情報発信してみようかと思って、
このエントリーを書かせていただいた。

良いときもある。
そうでもないときもある。

組織にいたら、仕事量が1/100になるとか、給料が1/100になるとか、
通常はないのだと思う。

それが、組織に所属するのと、フリーとの大きな違いだろうか。



さあ、何か新しいことを始めましょうか。
それはもしかしたら、あなたと一緒に未来を創ることかもしれません。

ご縁って不思議なのですよ。
そして、きょうよりも、あしたが素敵な日でありますように!
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by ikushun | 2009-06-09 01:17 | 仕事 | Comments(0)

著書『高校生でもプロ意識が生まれる ディズニーランド 3つの教育コンセプト』『本当にあった ホテルの素敵なサービス物語』ほか。連絡先:ikuishun@gmail.com


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