生井俊の目線。

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物書きのプロセス1――本を創り出すまで。

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ディズニーランドの従業員教育の本を出していただいたとき、自分の体験談を中心に書いたため、参考にした本は数冊。

リピーター戦略について書かせていただいた時は、すでに公になっている情報を確認するために、片っ端からディズニー関連の本を読んだ。

どちらの本も、教育論のベースになるのは小松田勝先生のご著書。勤務していた時期がかぶるので、共感できることが多い。

本にするとは、
時間を止めること。

文字に、
本にしてしまったら、
情報はすでに過去のものとなる。

それだけに、ディズニーの本では、昔から今に脈々と流れる思想的な背景をふまえて、次に残しておきたい部分を中心に据えて記している。

それが、きちんと通じたり、伝わる人が少なからずいるようで、初版から少し時間が経ったが、年月日を気にせず手にしてくださったり、その内容で講演や研修の講師として招いてくださる。読者とつながる、ありがたい瞬間。

話は戻って。
本を書くときは、参考資料にまずポストイットを貼っていく。ラインは引かなく、うまく説明しているカ所などもポストイットをぺたり。

そこまで丁寧に読んでも、実は本が書きあがるまで、参考資料を開くことはない。見ながら書くと、なんとなく自分の言葉ではない、と思っているからだ。

一通り原稿が仕上がってから、参考資料を読み返す。原稿に補足したほうが好ましい場合や、抜け漏れのチェックに使わせていただく。

極めて断片的ですが、そういう風に、ぼくの作品は創らて、あなたの手元に届いているのです。
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by ikushun | 2010-04-17 20:24 | 仕事 | Comments(0)

著書『高校生でもプロ意識が生まれる ディズニーランド 3つの教育コンセプト』『本当にあった ホテルの素敵なサービス物語』ほか。連絡先:ikuishun@gmail.com


by ikushun