ザ・ペニンシュラ東京
どうもペニンシュラとは、相性があまり良くない。
朝9時50分頃の話。
ドアマンに
「お茶できますか?」
と聞く。
「ええ、ロビーにカフェがあります」
ロビーに入る。
ホテリエは多いが、誰も気に留めてくれるわけでなく。
仕方なく、朝食会場のような場所(たぶんカフェ)のスタッフに声をかける。
「お茶をしたいのですが」
「すみません。
地下一階にカフェがありまして、ケーキなども充実していて、そちらはいかがでしょうか?」
「はい」
「(ニコニコ)」
すみません。このホテル、初めてなのですが。
吹き抜けと、確かに前にしか道はないけど、
エレベーターか階段の位置くらい教えてくれてもいいかな…。
感じはよく、丁寧なのだが、ドアマンの情報不足や、それぞれの連携不足が露呈する。
結局、誰からも声をかけられないので、フロント横の階段から地下一階へ。
カフェも、やっているのか、いないのか。
やる気のない感じだったので、お茶もせずに出る。
ペニンシュラデビューは、意味のない期待感と緊張感で終わった。
ただ、マンダリンオリエンタル東京のかしこまった感じとは違い、
アットホームな空気が流れていることはわかった。
そして、近くでお茶をする。
つい帝国ホテルだと安心してしまうのは、日本人だからだろうか。