生井俊の目線。

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カテゴリ:仕事( 96 )

重版と原稿の赤入れ。

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書籍を出していると、ありがたいことに、たまに重版(じゅうはん)の連絡がくる。重版とは、その本が売れていて足りなくなるので、増刷(ぞうさつ)することをいう。

単行本として完成したとき、誤記載など間違いがないよう、編集者など複数の目でチェックして細心の注意を払う。それでも、誤字・脱字含め、細かな間違いがある。

初版が出てから気づいたもの、読者からの指摘などを第2版のタイミングで修正を行う。一般的には、そこでほぼ完成となり、いくら版を重ねても、内容が書き替わることはまずない。

でも、これだけ動きの早い時代、本だけ昔のままで留まっていていいのか。そんなことを、ふとボクは思う。スピードならブログにかなわないけど、より完成度を高める工夫をしてもいいのではないかと。

そこで、『ディズニーランドが大切にする「コンセプト教育」の魔法』も、『ディズニーランド「また行きたくなる」7つの秘密』も、版ごとに内容を加筆・修正を重ねてきた。どの版が一番いいのかは受け手側に委ねられているが、一番新しい版が情報が新しく、読みやすくなっているはずだ。

この4月に、『ディズニーランドが大切にする「コンセプト教育」の魔法』の出版社在庫がなくなった。重版がかかるかわからず、現在ネットや書店で手に入るものが最後になるかも知れない。

ディズニーの教育やホスピタリティを学ぶなら生井だろう。そんなイメージを決定づけ、全国各地で講演させていただくきっかけになった本。ある日目覚めると、楽天ブックスのランキング1位となっていて、ほかにも飛び火し、一気に在庫がなくなることを経験させていただいた本。いろいろ思い入れがあるが、そろそろ胸の中に思い出としてしまっておく時期だろうか。

魔法の国の話ですから、魔法がとけない前に。

とはいえ、新作を書いてますので、お楽しみに!
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by ikushun | 2011-05-07 15:54 | 仕事 | Comments(2)

久々の雪。

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講演で、那須町へ。
目が覚めると、そこは雪国だった。

雪が降ると、詩人吉野弘の「雪の日に」という作品を思い出す。

誠実でありたい。
そんな願いをどこから手に入れた。

確か、そう始まったと思う。

純白の雪が降り続いて、見た目が綺麗になったとしても、もともとの汚れがなくなるわけではなく。綺麗にならないとわかっていても、雪のような積み重ねを、人としてやっていかなくてはなあ。

そう、身が引き締まる詩(うた)。

どこまでも白く、どこまでも美しくありたい。

なんで、ぐだぐだで、日本一文章が下手くそなぼくは、こんな願いを手に入れてしまったのだろう。

吉野弘さんが偉大だと感じる瞬間。

お掃除の神様鍵山秀三郎さんの「凡事徹底」も同じ境地にある気がする。

さて、こんな日は、自分の心を磨きましょうか。
心は、人との交流で一番磨かれると思う。
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by ikushun | 2011-02-09 09:46 | 仕事 | Comments(0)
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静岡県保育所連合会での講演のため、浜松入り。
EXILEのライブもしっかり拝見。

浜松のオススメをホテルでうかがうと、浜松はギョーザが有名なのだという。
その中で行列のできる人気店「むつぎく」へ。

きょうは、EXILEのライブの影響で、早く店じまい。
閉店際に、運よくお店に入れていただけ、大忙しだった「おかあさん」たちとゆっくり話すことができた。おかあさんを慕う彼女たち(従業員)の姿勢が素晴らしい。

おかあさんは、よく笑い、いろいろ目配りし、そして淡々と餃子を作っていく。
ああ、この雰囲気を持ちながら、仕事をするペースを守り通すから、浜松で長く愛されているんだなと納得。

キャベツへのこだわりにも驚いたが、おかあさんの懐の深さにも感動する。
ありがたき夜。
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by ikushun | 2010-09-05 21:04 | 仕事 | Comments(0)

がんばれ、宮崎。

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宮崎空港着。

きょうは、川上村の喜家村玲子さんと、元気になる講演です。

楽しみ!
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by ikushun | 2010-06-25 13:06 | 仕事 | Comments(2)
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投資ファンドのレオス・キャピタルワークスの藤野英人社長(当時)への取材ノートから。



情熱の持ち方は、
人によってさまざま。
必要なのは、
そこに何らかの裏付けがあること。

それを何で測るか。
声の大きさでは決してない。

自分の目をきちんと見て、
話をしてくれるかが大切。

過去の経験を学ぶことは(すぐれた経営者を発掘するために)必要だが、
それをすごいと自慢する人には投資しない。

夢を語る人であってほしい。

今、会社を伸ばしたい人なら、
過去の自慢ではなく、
そこ(夢)を語るはずだからだ。



過去の話を連投しているが、ボクの心の整理をしながら、時代を経てもあなたの心に響く言葉があるはずだという想いで書かせていただいている。

実は、藤野社長への取材、これまで5000人くらいお会いさせていただいた中でキツかったインタビュー取材のひとつ。

瓢箪から独楽、なぜかゲームの話で盛り上がり、予定時間を延長してまで時間を割いてくださった。
感謝。
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by ikushun | 2010-04-19 04:01 | 仕事 | Comments(2)
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「インパク」の編集長をされていた、
作家・荒俣宏先生の取材ノートから。



インターネットは、即時にできる環境。
だから、新しいことが当たり前で、
すぐ陳腐になる。
だからこそ、不易流行。
古さが大切になる。

肉体的には若いけど、
精神的にはジジイといった
オールドとヤングの交換が可能になる。
インターネットにより、
そんな人生の選択肢が増えていくと考えている。


なるほど。

取材から10年、
荒俣先生の予言は当たり、どこか達観した若者も増えた。


「人間の脳は、リアルとバーチャルの区別がつかない。
バーチャルを要求する我々の餌を、インターネットは作ってきた。
インターネットは、神といえるかもしれない」


唸った。
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by ikushun | 2010-04-19 03:40 | 仕事 | Comments(4)
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社会保障制度について語られた堀田力先生の講演ノートを見ていたら、
団塊の世代についての発言があった。



◎親を支える最後の世代で、
 子どもに支えてもらえない最初の世代。


◎人の尊厳を最後まで保持するのが、
 21世紀の社会保障制度でありたい。



なるほど。
そんな時代にはなっているのだろうか。

この歳になって、
実力主義という言葉に躍らされ、
年長者をしっかり敬ってこなかった自分を恥じる。

誇り高く生きる世界へ。
ささやかな願いをこめて。
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by ikushun | 2010-04-19 03:23 | 仕事 | Comments(0)
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ライター歴、24年。

当たり前のことで恐縮だが、24年分の取材ノートは数百冊、いただいた資料はダンボール箱数十箱分となる。

思い出深いが、今回の整理で捨てる決心をした。
モノで残さなくても、今の自分にしっかりと結び付いているはずだ。

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取材で出会った方々、ありがとうございます。
そして、これからも、よろしくお願いします。
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by ikushun | 2010-04-19 03:07 | 仕事 | Comments(0)
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ディズニーランドの従業員教育の本を出していただいたとき、自分の体験談を中心に書いたため、参考にした本は数冊。

リピーター戦略について書かせていただいた時は、すでに公になっている情報を確認するために、片っ端からディズニー関連の本を読んだ。

どちらの本も、教育論のベースになるのは小松田勝先生のご著書。勤務していた時期がかぶるので、共感できることが多い。

本にするとは、
時間を止めること。

文字に、
本にしてしまったら、
情報はすでに過去のものとなる。

それだけに、ディズニーの本では、昔から今に脈々と流れる思想的な背景をふまえて、次に残しておきたい部分を中心に据えて記している。

それが、きちんと通じたり、伝わる人が少なからずいるようで、初版から少し時間が経ったが、年月日を気にせず手にしてくださったり、その内容で講演や研修の講師として招いてくださる。読者とつながる、ありがたい瞬間。

話は戻って。
本を書くときは、参考資料にまずポストイットを貼っていく。ラインは引かなく、うまく説明しているカ所などもポストイットをぺたり。

そこまで丁寧に読んでも、実は本が書きあがるまで、参考資料を開くことはない。見ながら書くと、なんとなく自分の言葉ではない、と思っているからだ。

一通り原稿が仕上がってから、参考資料を読み返す。原稿に補足したほうが好ましい場合や、抜け漏れのチェックに使わせていただく。

極めて断片的ですが、そういう風に、ぼくの作品は創らて、あなたの手元に届いているのです。
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by ikushun | 2010-04-17 20:24 | 仕事 | Comments(0)

池上の謎。

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未来を担う人材を育成する仕事で、池上へ来ることが増えた。

はじめて、東急池上線で池上駅を降り立った時、衝撃がっ。

駅前のコンビニ、シャッターが下りているのだ。
まっ昼間なのに!

このコミュニティストア、潰れているのかと思ったら、
仕事帰りには開いていた。

そんなわけで、池上には昼時に開いていないコンビニがある。
珍百景ではないが、そのゆるさが教えてくれることは大きい。

今日の景色をパシャ!
開いてねえや。
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by ikushun | 2009-09-16 12:40 | 仕事 | Comments(0)

著書『高校生でもプロ意識が生まれる ディズニーランド 3つの教育コンセプト』『本当にあった ホテルの素敵なサービス物語』ほか。連絡先:ikuishun@gmail.com


by ikushun