生井俊の目線。

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場末の街、大井町。

この街には昔からの下町情緒と、最近のタワーマンションの住人が運んだハイソな流れとが入り乱れている。

このカオスの中に秀でた店があるのがおもしろい。金額が見合うかどうか微妙だが、洋食の廣田のようにこだわりの店もある。

友人が最近通っているというのが、光学通りに面したラーメン屋の蕾(つぼみ)。初めて訪れたが、その名のとおり大化けしそうな、可能性を秘めた店である。

醤油豚骨と魚介のスープを合わせているらしい。麺は中太か。夜8時からは、カレーつけ麺をやっているとのこと。

カウンターには、ニンニクとコチュジャンに加えて、生姜をすったものが。入れてみて納得、博多ラーメンの紅生姜の役割を果たす。すりおろしのほうが、さわやかな感じか。

またしても、大井町侮れないと思うのだった。下神明含め、場末の街のままであってほしいと願うのだが。
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by ikushun | 2008-06-25 18:13 | 趣味 | Comments(0)

F!

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埼玉県民の不満解消のため、走り出したF。
不満解消どころか、フラストレーションをためて走る。

Yとどこが違うのか。
Mから分岐するmの立場は?

M&mとの違いは、
YとFは「並走」しているという解釈だ。
ロンドンの地下鉄のように、同じホームに、
違う路線がバンバンやってくるイメージだろうか。

そんなことはどこ吹く風。
Fは最強線に代わる埼玉県民のアイドルとして、逆風にも負けずに走る。

今は何気ない顔をして走るNだって、
乗り入れの度に、ホームドアや自動運転絡みで、
よくトラブルに見舞われた。

こんな近くにいたのにどうしてというくらい、
ミラクル山手(やまて、ではありません)に近いエリアをひた走る。

最強線混雑緩和というより、
結局、山手の池袋~渋谷間の混雑を振り替えたにすぎない。

話は変わるが、10年くらい前に『F』という映画があった。
主演は人気が出てきた「違いのわかる男」ことバレエダンサー・熊川哲也と、
人気があるのかよくわからない女優・羽田美智子。

結構よく出来た映画だ。
折に触れて『F』の話題をいうのだが、誰もが知らないという。
今はそう跳べなくなった熊川が、
坂上二郎よろしく意味もなく飛びます飛びます。
それを見るだけでも十分に価値がある。

それはさておき、『F』とは「落第」の意味。
大学生なら、A~Fの成績表をもらったことがあるだろう。
さしずめ、
A=秀、B=優、C=良、D=可、E=再試、F=不可といったところか。

自から、ナンバリングで「F」を名乗る人気者は、前途多難なのである。
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by ikushun | 2008-06-17 13:47 | 趣味 | Comments(0)

父の日と子どもの成長。

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娘が、幼稚園で絵を描いてきた。
一緒に紙製のゴルフセットをもらったりして、きょうが父の日だと知る。

結婚して家庭を持ち、いつかは子供ができ、五十歳になる頃には妻と二人で海外旅行をとまでは考えていたが、子どもが生まれるまでこんな日が来るとは想像すらしていなかった。

人は環境によって大きく変わる。
そう、身をもって実感する。
そして、子どもの素直な物言いと、好奇心と、熱意にいつもながら驚かされる。
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by ikushun | 2008-06-15 03:37 | 子育て | Comments(0)
6月13日(金)、財団法人神奈川科学技術アカデミーでの講義が終わった。
昨年に引き続きお招きくださった神奈川科学技術アカデミーのみなさん、
参加者のみなさんに感謝、感謝、感謝!


友人たちを巻き込みながら、事前準備もできる限りしたこともあり、
昨年以上に大きな手応えを感じる時間となった。

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セミナー後は、名刺交換や書籍にサインを求める列が。
思わず顔がほころぶ。
こちらの手応えと同じくらいなにか響くものがあるといいなあ!

もちろん、反省点は毎度ながらある。
参加者の期待を上回ることができたかや、
こちらの用意した内容が適切だったか、などなど。

今回、時間通りに収まらず、
みなさんの昼食時間、それも15分も削っていただいたのが心苦しい。
あわただしい食事になったのではないだろうか。

その貴重な昼食時間でも、
講演での気づきや企業でのお困りごとなど、
いろいろお話しにきてくださる。
パッと気の利いた言葉が返せればいいのだが、
考えはあってもなかなか的確な言葉にできない。
まだまだ経験が足りない、と痛感。

経験はまだまだ足りないのだが、
みなさまがお声がけくださるおかげで、
どうにか書籍発行後22回目の講演を終えることができた。

1回1回、最高の時間を、と思って挑む。

それでも、22回講演、講義、セミナーの講師をする中で、
砂漠へ石を投げ込んだかのように、
まったく手応えを感じない講演をしたこともあった。

それでも、
ディズニー秘話に涙してくれた高校生たちや、
ディズニーランドの元キャストとの再会があったり、
さまざまな偶然が重なって奇跡的な講演で終わったりする中で、
22回それぞれに思い出ができ、22回分成長した自分がいる。

1回1回の思い出が、
ボクを支え、そして、今の講演につながっている。

創始者のウォルト・ディズニーの想い。
「夢を現実にするのは人なのだ」ということを伝えながら、
人を笑顔にする魔法をかける。

そんな講演を目指している。

凶悪犯罪が騒がれる昨今。
どうにか明るい話題も伝えたい、広げたいと、切に願っている。

25年、そう、四半世紀にわたり、
安心・安全のファミリーエンターテイメントを追求してきた東京ディズニーランド。
提供してきたことは「ハピネス」と「エクスペリエンス」(体験)。

お金はちょっとかかるし、アトラクションは行列して時間もかかるけど、
正義は勝つし、
人をだますことがない「わかりやすい」世界。


話の題材はディズニーランドなのだけど、
どうか、みなさんにも笑顔が届きますように。
その想いを、言葉に託している。

ちょっとした瞬間でもいい。
笑顔が広がれば、
もっともっと楽しい世の中になる。
人と人とのつながりを感じられる世の中になる。


ディズニー流の笑顔を次の世代にも伝えたい。
そう願っている。

今後とも、ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。
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by ikushun | 2008-06-15 03:27 | 仕事 | Comments(0)
6月13日(金)の財団法人神奈川科学技術アカデミーの講演を控え、
東京ディズニーランドへネタ探しに。

ポップコーンのスーベニアバケットを首から二つぶらさげ園内を歩くボクは、
かなりあやしいオッサン。まだ、プロになりきれていない。

喜んでくださるといいなぁ、と思いながら恥ずかしさに耐える。
遊び心がまだ足りない。
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by ikushun | 2008-06-10 23:18 | 趣味 | Comments(0)
福岡といえばグランドハイアットフクオカ。
身分不相応だが、快適に仕事をするために、ハードを優先させてしまう。

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以前、エグゼクティブフロア(グランドフロア?)に泊まったときは、
ラウンジのコンシェルジュがやはり優秀で、福岡の食べ歩きの相談にも乗ってくれた。
緑が映える場所での朝食も、実によかった。

今回、タクシーを降りると、
ドアマンがスーツケースのタグを見て、
「イクイさまです」とベルへひきつぐ。

そこまではさすが。

しかし、そのあとのベルが中途半端。
案内してくれるのかすら、はっきりしない。
「荷物、お持ちしましょうか」と声をかけるか、
「こちらです」と案内するか、きちんと意思表示をしてほしい。

それだけでなく、
そのベルはドアマンのナイスパスをスルー。
ドアマンの「イクイさまです」は、ベルに伝わっただけで終わる。
結局、フロントではこちらが名乗る。
(こちらが名乗るべきものですが、ファインプレーを見たかった!)

その後、本日の取材先の行き方と、有名なうどん屋の場所を、
客室まで案内してくれたベルに聞いたら、
フロントのスタッフだろうか、資料をもってきてくれた。

列車時刻の検索結果のプリントアウトだけでなく、
乗り換え回数に赤ペンで○をつけるなどの配慮が。
また、うどん屋は、
地図にホテルからの道順だけでなく、
営業時間と定休日の記載があった。
そのきめ細やかな対応に、うなる。

ハードの良さや気配りが行き届いているだけに、
最初の「名前の伝言ゲーム」がうまくいかなかったのが、残念でならない。

さて、このあとはどんな素晴らしい対応が待っているのだろうか。



一番上の写真は、ダブルベッド。

いまでこそガラスの洗面台はめずらしくなくなったが、斬新なデザイン。
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部屋から見ると、バスルームの位置に障子が入っているデザインも気に入っている。
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by ikushun | 2008-06-02 15:04 | ホテル | Comments(0)
「バリに来れば、いつでも笑顔の人に会えるんです」
そう、デイシーさんが語りかける。

プライベートヴィラとスパを展開する、カユマニス。
ハネムーナーに人気のヴィラ(ホテル)で、そのホスピタリティやきめ細やかなサービスにひかれてリピーターになる人も多い。16歳以上(南京にあるカユマニスは12歳以上)という年齢制限からわかるとおり、大人のためのリゾートだ。

バリ島・ヌサドゥアにあるカユマニスのレジデンス・マネージャーを務めるのが彼女、デイシー・スワンダリニさん。レジデンス・マネジャーとは聞き慣れない言葉だが、いわばホテルの総支配人(ジェネラル・マネジャー)にあたる。

デイシーさんはいう。
「私たちのホテルで大切にしているのは、プライベートとプライバシーということ。
 もちろん、お客様に家と同じように過ごしていただくために、
 あらゆる面でパーフェクトであろうと思いますし、信頼もしています。
 お客様のお世話をするバトラーを含め、家族のように接してほしいですしね。

 信頼ということで少しお話すると、
 レストランやスパの利用などで、お客様にサインをいただくことはありません。
 というのも、家で食事をするのにサインをしますか?
 しませんよね。
 信頼とは、そういうことなのです」

デイシーさんは、ザ・リッツ・カールトン・バリでの勤務経験をお持ちだ。
「そこで学んだことは、素晴らしかった」と振り返るが、
1点だけ納得がいかなかったことがある。
それが、「総支配人の対応」の部分だ。

「リッツ・カールトンでは、日に10件、20件というクレームが発生します。
 もちろん謝罪するのですが、総支配人が謝ることはまずありません。
 一方、カユマニスでは(レジデンス・マネジャーである)私が謝ります」

ここに、彼女の心意気を感じる。

このように、リッツ・カールトンで行き届かなかった想いを、カユマニスではいくつか実現している。すべての人の顔を覚え、きちんと対応するために客室数を20に押さえたのもその1つだ。

「サービスとは形がないものです。
 マニュアルを勉強しても、完璧なサービスを提供することはできません。

 ホスピタリティは、言葉で言い表せないものです。
 ただ言えることは、
 ホスピタリティとは、Sincere、心からくるものです。

 私たちには失敗もあります。
 でも、心からのサービスをしているのであれば、その失敗を責めたりしません」
とデイシーさん。

カユマニスの概要と教育、ホスピタリティについて、一連の説明が終わったあと、冒頭の「バリ人の笑顔」の件が気になって質問をしてみた。 それは、日本人には難しいことなのだと。

その質問をきいて、デイシーさんがほほえんだ。
「日本は、規則正しく、時間に正確ですよね。
 そして、きれいです。
 それは素晴らしい反面、ホテルとしては少しカタイ印象を受けます。

 一方バリは、みんなリラックスしていますし、ペースがゆっくりです。
 だから、いつも笑顔でいられるのです」


笑顔だけでなく、家族のような、心からのサービスにひかれてカユマニスを繰り返し訪れる人は少なくないようだ。無論、デイシーさんらの人柄に触れて、ボクもカユマニスが持つ空気に触れたい、と思った。

カユマニスとは、インドネシア語で「シナモン」のこと。
参加者の机の上には、シナモンの木で作ったシナモンのボールペン。
カユマニスからの、ちょっとしたプレゼントだ。

ふと匂いをかぐと、
シナモンの香りの向こうに、ヌサドゥアの風景が見えるような気がした。





KAYUMANIS NUSA DUA private villa & spaから、
レジデンスマネジャーのDeasy Swandarini(デイシー)さんと、
ゲストリレーションオフィサーの七瀬ゆかり(Yukari)さんが来日。

5月31日(土)朝、帰国前のわずかな時間を使い、
ホスピタリティ コミュニティ カレッジ(HCC)で勉強会が開かれた。

テーマは「進化し続ける「カユマニス」(バリ)のホスピタリティ」。

カユマニスに惚れたコーディネーターの的野佑妃子さんが、
来日の折には講演をお願いしたいと願っていたことが実現した。

その貴重な勉強会に運良く参加することができた。
このエントリーは、その振り返りをまとめたもの。
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by ikushun | 2008-06-01 01:15 | ホテル | Comments(0)

著書『高校生でもプロ意識が生まれる ディズニーランド 3つの教育コンセプト』『本当にあった ホテルの素敵なサービス物語』ほか。連絡先:ikuishun@gmail.com


by ikushun