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生井俊の目線。

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リコーの「大久保くん」と大久保寛司さんの話。

今回、人のご縁がつながって、
今野華都子さんの講演、大久保寛司さんの講演を拝聴することができた。
これは、感謝しても、しきれないほどありがたいこと。

前の記事で、大久保寛司さんの話を少し書かせていただいた。
実は、その続きがある。

ご存知のように、ボクは、社会性がなく、引きこもりなのだが。
それでも、1年だけ、企業に勤めたことがある。

大学卒業後に入社したのが、リコーという会社。
25社受けて、24社から断られたのだけど、
リコーだけはなぜか変わり者のボクを採ってくれた。

そのリコー時代の同期に、「大久保くん」がいまして。

別の同期から「大久保くんのお父さん、IBMで有名な人らしいよ」という情報が。

「IBM 大久保 講演」というキーワードで検索したら、
大久保寛司さんの名前が出てきた。
それが、大久保寛司さんとの、初めての出会い。

プロフィールを拝見し、年齢的にも可能性があるなあと思ってから早10年。

リコーで同期の「大久保くん」のお父さんが、大久保寛司さんではないかという話、
決着がつく日が来た。

ハイ、同一人物でした。

これは、慎重に検証作業をすすめてきた結果、わかったこと。
検索で出たからといって、勘違いで終わらせるわけにはいきません。

話は3年前にさかのぼる。

京都の創作料理の店・半分庵で、
広島の日本一美味しいちりめんじゃこを作る「石野水産」の石野智恵さんにお会いする。

そのときに、どんな講演を聞くのか、誰のファンなのかをたずねた。
(どんな会話やねん!)
すると、石野さんが「大久保寛司さんのファンだ」と即答する。

おお、夢にまで見た大久保寛司さんを知っている人が、目の前にいる!!
世の中、そういう巡り合わせというのが、時に起こる。
会いたい人のナビゲーターとなる。

「大久保さんの息子さんと、会社が一緒だったかもしれないんだけど」と振ると、
大久保寛司さんファンの石野さん、さすがです。

「大久保ファミリーは、家族みんな楽器が演奏でき、
 確かそれぐらいの年齢の息子さんがいるはず」
と詳細な情報を返してくれる。

ほほう。
「大久保くん」は、リコーフィルにいた。
ほぼ間違いないだろう。

月日は経って、話は今年のゴールデンウイークのこと。
スターリィマンのはせがわ祐希さんが、
「今度、生井さんの同期の『大久保さん』が、
 うちに遊びに来てくださいます!」とメールをくださる。

「大久保くん」がはせがわファミリーに会いに行ったあと、
かねてから気になっていた件をメールする。
「ボクの誤解でなければ、
 『大久保くん』のお父さんは、大久保寛司さんかもしれません」


まさしく、ビンゴ!
でした。


まあ、ビンゴでも、そうかんたんに大久保寛司さんに会えるわけではありません…。
と書きながら、実にあっという間に、会えてしまったのです。

5月17日、センスの学校「秋山邦久先生」のラボ。
はせがわ芳見さん(祐希さんのお母さま)がいらしてくれて。

「大久保寛司さんの講演、ずっと聴きたいと思っているんです」というと、
月末に講演が企画されているとの情報をくださる。

そうして、スターリィマンの力と、
「大久保くん」の導きによって、
大久保寛司さんにお会いできたというわけです。

シャンシャン。

ボクの長い話につきあってくださり、ありがとうございます。


せっかくなので、1つだけ申し上げたいことがあります。

「人はつながっています。
 かならず、どこかにご縁があります。」

つながらない人は、気づかないだけです。
つながる人は、そのしくみを理解するだけでなく、信じています。

相手が、有名、無名、関係ありません。
自然な流れに任せることが理想ですが、
想うことでぐっと引き寄せることができます。

ここからが大事かもしれません。
学校でも、本でも教えてくれないことを書きます。

ただ、不自然に引き寄せてしまったあとは、
バランスを考えなくてはいけません。

引き寄せたなら、別の場面でもいいので引き下がることをするか、
ほどよい関係に戻さなくてはいけないだろうと、感じています。

大切な人と確実につながるため、いつも譲りきることを意識しています。
エレベーターから降りるときに、できるだけ一番最後に降りるようなことです。
※ドアの前に立っているときは、真っ先に降りてくださいね。

譲るのではありません。
譲りきるのです。

一度試してみればわかります。
譲りきったひとにしかわからない世界があるのです。

講演を聴くのでも同じです。

一番前の、真ん中の席で、人に邪魔されず、話がきけるのもよし。
一番後ろの、一番はじの席で、人の邪魔にもならず、人の反応も合わせて見える世界もよし。

真ん中が、一番ごちゃごちゃして、
講演者にも、あなたの記憶にも残りません。

言いたいのは、
一番前に出たら、一番後ろにも行ったらいいよ、ということ。

正解がないことですが、繰り返します。

普段から前に出るのではなく、譲りきるのです。
ひきこもりでも、うごきがとろくても、人と接するのが苦手なボクでも、
大切な人と必ずつながる、ご縁に恵まれた生活をしています。

これは、ぼくの世界の話です。
あなたには、あなたらしい、ご縁のつなぎ方があることでしょう。

「大久保くん」どうもありがとうございます。
御礼申し上げます。

※記事を書いてから検索したら、「大久保くん」のフルネームが出ていたので、書いちゃお。
 大久保貴寛くん。
 バイオリンとヴィオラを弾かれるようです。
 バイオリンを弾く人はバイオリニスト、ビオラを弾く人はビオラー?
 (ヴィオリストね)
by ikushun | 2010-05-29 02:14 | 感動

著書『高校生でもプロ意識が生まれる ディズニーランド 3つの教育コンセプト』『本当にあった ホテルの素敵なサービス物語』ほか。連絡先:ikuishun@gmail.com


by ikushun