三鷹台の定食屋・キッチンひだまりの「おかえり」。
久しぶりに素晴らしい対応の店に出会った。
三鷹市の講演が、東社会教育会館であり、三鷹台の駅を降りて、ぶらぶら行くと道に迷った。
その住宅街に見つけたのが、キッチンひだまり。
講演が終わり、帰り道ランチに入ると、そこには居心地のよい空間とあたたかな声がけがあった。
入口は、階段とスロープがあり、バリアフリーを意識しているのがわかる。
お店は若い男性二人と女性が切り盛りしていて、13時過ぎでも近くに住んでいるおばあちゃんたちでいっぱい。人気の店のようだ。
あるテーブルが「すみません」と手を挙げると、店員が「今、お茶入れてますからね」と応える。「どうしてわかったのかしら」と、おばあちゃんたちは不思議そう。
ぼくも、オススメのさばの味噌煮定食をいただき、最後に箸を置こうとしたら、お盆を下げにきて、お茶を置いていった。この絶妙なタイミングにうなる。
ボクは、店員さんたちがいるキッチンと向かい合って座っていたのだけど、いかにも見られているという感じはまったくなかった。さりげなく、観察しているのだろう。それにしても、すごい!
外から入ってきたおばあちゃんは、「お帰りなさい」と出迎えられた。常連さんなのだろう。
いらっしゃいませは言えても、お帰りなさいと言う店はそうそうない。これも、入ってきた人の顔をきちんと見てないとできないこと。
三鷹台に、血の通ったサービスをする店があると知って、うれしくなった。また、訪ねてみよっと♪