『絶対美人アイテム100』(河井真奈著)の美しさと気づきと。
10歳の時に出会い、ライターの道に誘(いざな)ってくれたのが、ゲーム業界のご意見番・平林久和さん。その奥さまが、名スタイリストの河井真奈さん。で、その河井さんの処女作にして大胆なのが『絶対美人アイテム100』。
河井さんのコーディネートは、3つ上の姉が大好きで、いわく「普段使いできる」と。高級すぎず、無理矢理感もなく、ほどよい上質感がいいようだ。
河井さんが絶対美人と思って揃えたアイテムはどんなものだろうと開くと、写真集であり、エッセイ集であり。美がさらなる輝きを放ち、感性を磨いていく。
名刺ケース、Tシャツ、傘…、言葉で書くと平凡だが、河井さんが目利きし、さまざまなシーンで撮られたアイテムはどれもがさりげなく主張する。そして、結構なお値段なので、どれもが一生付き合えるものになりそう。
さあ、誰にプレゼントしましょうか。いやいや、アイテムの話ではないですよ。
この本を。