ハイアットリージェンシー京都の空間と対応にうなる。
ハイアットリージェンシーは対応やサービスにバラツキがあり、あまり好きではないホテルとしてインプットされていたが、続けて泊まる機会があり、箱根、オーサカ、京都と泊まる中で、考えが変わった。
これらのホテルはサービスにバラツキがある。それでも、それを十二分にカバーするホスピタリティあふれる対応をするホテリエは多いと。
ハード先行のイメージが強いが、オーサカの客室は必ずしも広くはないし、リノベーションでできた京都はもともとのホテルの天井高が低いので、客室フロアはこじんまりとまとまっている。
京都で気になったのは「私たちになにかお手伝いできることはありませんか」という決め台詞。最初、フロントとベルに立て続けに言われたので、なんだそんなにすぐに思い付くことはないぞと思ったのだけど。
ほかの場面でも言われることがあり、マニュアル通りといえばそれまでだが、ホテル滞在中にも気を配ってくれているんだなという印象に変わる。ものすごく雑な説明だけど、患者にことあるごとに声をかけてくれる看護師や、お願いごとをして的確な対応をしてくれる客室乗務員のような感じ。
もちろんホテルは、病院や飛行機のように窮屈で、行動が制限される場所ではないが、わずかな時間でもリラックスして過ごしてほしいという姿勢がよく表れている。
チェックアウトの時、「おくつろぎいただけましたか」とフロントで声がけいただく。ディズニーランドでもそうだけど、客に滞在を振り返ってもらうひとことや時間は重要だ。「もちろん」と答え、たまたま手にしていた新刊『ディズニーランド「また行きたくなる」7つの秘密』を手渡す。
「私、あした、ディズニーランド行くんです!」と喜々として応えるホテリエ。絶妙なタイミングで偶然手渡された本、少しは役立ったかなあ。ちょっぴりディズニーマジックと思ったり。
「あしたは、雨の予報ですが、雨でもまわれますか」ときかれ、外を見る。京都は曇りだ。一日くらい天気がずれているので大丈夫、と答える。
が、翌日は雨だった。
フロント嬢、ゴメンね!
適当天気予報が炸裂した瞬間でした。
本も、ディズニーランドも、楽しんでくれたらいいなあ!
いかがでしたか?